ホメオパシーとは?を分かりやすく説明してみます!

医学のあれこれ

今日は、私が4年かけて専門的に学んだホメオパシーという自然療法について、初心者の方にも分かる様に解説してみたいと思います。

すご〜く簡単に説明すると、ホメオパシーとは、
身体が本来持っている、”健康になろうとする力”を最大限に引き出してあげる療法と言えます。

ホメオパシーには、身体へのアプローチの仕方が色々あります。
薬草をアルコールに漬け込んだ、マザーチンクチャーと呼ばれる液(要はハーブ酒ですね)を、毎日少しずつ飲む方法もありますし、
薬草というよりもっと毒性の強い物質なら、うんと薄めた毒性のない状態の「レメディー」を使って、脳を錯覚させることで免疫反応を活性化させる、という方法をとります。

この、脳を錯覚させる、という部分が、現代医学と大きく異なるホメオパシーの特徴かもしれませんね。

ホメオパシーというのは、今から200年以上前に、ドイツで西洋医学の医師をしていたハーネマンという人が発見した療法です。
ハーネマンは語学がものすごく堪能で、医師の他に翻訳の仕事もしていく中で、記事の矛盾に気付いたことからホメオパシーを発見したそうです。
すごく洞察力の鋭い人だったんですね。

さて、食べ物もそうですが、薬草とかハーブ、あるいは鉱物など、どんな物質でも、口から摂取すると、何らかの作用を身体に及ぼしますよね?

極端な例でいうと、例えば、マラリアの特効薬として知られている「キナ皮」。キナという木の樹皮を乾燥させた生薬なのですが、もし健康な人がこれを服用すると、熱が出たり下がったりを繰り返す「間欠熱」という症状が出たり、ひどい下痢をしたり、という、いわばマラリアにそっくりな症状を引き起こします。
これは、キナ皮の毒の成分であるキニーネの中毒の状態です。

元々健康な人にとっては、キナ皮を食べたら高熱が出て下痢しちゃうわけですから、キナ皮は危険な毒物である、という事になります。

しかし、今まさにマラリアに感染して間欠熱や下痢に苦しんでいる人が、もしこのキナ皮をごく少量服用すると、不思議なことに熱や下痢の症状を取り去る事が出来るのです。

さあ、レメディーを服用した事で何が起こったでしょう?

マラリアの症状と、キナ皮を食べたキニーネ中毒の症状はそっくりなんです。

つまり、かかってしまった病気の症状とそっくりな症状を再現する力のある薬を使うことで、マラリアを克服するのに必要だった種類の免疫力が、レメディーの刺激で同じ方向により強く活性化された為、マラリアを克服することが出来た、という訳です。

↑これがキナ皮。キナの樹皮。これを原料に作ったレメディーがChina.(チャイナ)というレメディーです。下痢の時よく使います。

しかし、キナ皮は本来なら毒物なので、普通に食べさせたらやはり危険です。一歩間違ったら死んでしまうかも知れません。
そこで重要なのは、ごく少量でという部分です。
害を与えずに、でも免疫にはしっかり作用出来るように、工夫が必要なわけです。

そして、その病気の症状に最も似た種類の症状を起こせる物質を選んで与えるという部分も大事です。 なるべくそっくりなものを選ぶ、ということですね。

1.病気を治したければ、その人の出している症状をすべて把握し、その症状をそっくり再現出来る力を持った物質を選んで、ごく少量与えれば、病気を取り去る事が出来る。

2.なおかつ、その物質は、元の病気よりも少し強い作用を与えられるものでなければならない。

3.物質は、希釈(薄める)と振盪(しんとう、叩くこと)を繰り返すと、元の物質以上に作用力が大きくなる。

。。とまあ、こんな基本原則に基づいている療法が、ホメオパシーなんです。

例えて言うなら、「やや大げさに映る鏡を見せて、身体に危機感を持って対応してもらう」ことで、いつも身体の中でスルーされ続けていたゴミを「あら何このゴミ!気づかなかったわ、早く捨てなきゃね!」と思わせて、自分で捨てるように仕向けてくれる。
そんな、身体のお掃除サポートをしてくれるのが、ホメオパシーと言えるかと思います。

「健康」でいるためには、身も心もキレイにお掃除しないといけませんからね。

↑これはポースティーラという毒草。私に似ている要素が多いので、この植物から作ったレメディー(Puls.)を私はよく利用しています。

キナ皮みたいな毒の物質だとしても、薄めることを何度も繰り返すうちに「もうこの液体には、元の物質の分子は0.8個しか入ってませーん」というように、分子1個よりも計算上少なくなる時が来ます。
それはつまり、いくら顕微鏡で覗いても、分子が1つも見当たらない状況、という意味なので、毒が身体に“物質として”入る訳ではない、という意味です。

しかし、薄めるたびに叩いているので、その物質が持つエネルギーパターン(その物質に固有の周波数パターン)は、溶液に転写されていきます。(溶液は、通常は水とアルコールが混ざった液です)

この、物質が理論上なくなるまで薄めた、エネルギーパターン溶液のことを、“レメディー”と呼びます。

↑レメディーの瓶の一例。中身は砂糖玉です。原料の物質ごとに薬効が違い、それを使い分けるので、数百から数千種類のレメディーがあります。

実際に使うときには、レメディーの液体を小さな2〜5ミリくらいの砂糖玉に垂らしたものを舐めたりします。
「アルポ」と呼ばれるものは、アルコール度数が45〜55度くらいの液になるようにレメディーの液体を調整したものです。液体のままなので、コップに2センチくらい入れた水に2滴くらい垂らして、よく混ぜて飲みます。

文章で説明してみましたが、実際に使ってみないとイメージが湧きにくいかもしれないですね。

ホメオパシーは用途がとても広いです。
難しいことを抜きにして、例えば二日酔いや食べ過ぎで苦しい時にはナックスボミカというレメディーは即効性があって、私は何度も助けられています。

あるいは、車酔いで吐き気が襲ってきて困る時だったらイペカックというレメディーがすごく合います。
「ウップ」と我慢してる時にレメディーを舐めてもいいですし、予防の為に車に乗る前に舐めておくのもお勧めです。

この辺りは、超初心者の方でも理解しやすくて効果がハッキリ出やすいので、試してみるにはオススメです。

ちょっとした擦り傷などへのセルフケアにはカレンデュラというレメディーもとても役立ちます。

ホメオパシーの魅力については、まだまだたくさんご紹介したいことがあるので、また改めて記事にしたいと思います!

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